アトリエslowにて、これからの活動について話し合いました。

神谷町駅と六本木一丁目駅のちょうど真ん中、周辺は再開発地区に指定されているようで空き家が多く、でも空き家が多いのに荒んだ感じは少ない。むしろ小さい生き物の営みが静かにそこかしこに感じられる。猫が歩いている。かっこいい自転車屋さんの前で今日もかっこいい人たちが座って楽しそうに話している。あまり見ない種類の紫陽花が丁寧に鉢に植えられて育てられている。
そんなちょっとした都会の隙間のような場所にあるシェアサロン「アトリエslow」にて、slowのコアメンバーである山中さんとカウンセラーの新藤さんを中心に、月に一回ペースでフォーカシングや、フォーカシングと組み合わせたボディワークの勉強会を行っています。
「身体に意識を向ける」という切り口で、それぞれが学んできたことをシェアする形で学び合っています。

私がこの勉強会に参加しているのは「今ここ」に身体で起こっていることに意識を向けること。
普段「正しい」「正しくない」「良い」「悪い」と判断している反応自体に気づき、受け入れること。変化していく様を眺めること。
それをボディワーカーとして、セラピストとしてクライアントと共に感じる、分かち合うことができるならば、それはお互いにとって素晴らしい体験になるのではないか。
人生を変えるような力を、その体験は持っているのではないか。
という思いを持って、フォーカシングやそれを伴うボディワークの勉強会で探求しています。
身体が無意識で持っている緊張のパターンを変化させたり、痛みやストレスのケアとしても実践していきたいと思っています。

他のメンバーも、「身体に意識を向ける」「今に意識を向ける」ことをそれぞれのバックグラウンドの中で、同じ方向を見ながらも異なる切り口で探求されています。

勉強会がスタートして1年ほど経った最近、山中さんの”ボディケアをストレスマネージメントに活かすことをもっと実践していきたい”という一言から、まずは任意団体として一緒になにかやろうよ!という流れになり、そもそも団体として何をするの?というところから話し合いました。

自分の本当の考えを発表し合う「スーパービジョン」

山中さんの提案で、ジャック・ブラックバーンさんのセミナーで学んだ「スーパービジョン」という方法を使うことに。

「スーパビジョン」は、ある任意のテーマに対して「他者に説明する」ような言葉を使うのではなく、「自分にとってぴったりする」ような言葉を10分で探して書き出し、5分ずつ発表して、終わったらそのまま他の方の話を受けて生まれた言葉を3分ずつ、それぞれ発表します。

小手先ではなく、自身の「根本のあり方」に近い部分でそれぞれの思いを話すことで、自分やメンバーを深く知ることに繋がり、開かれた平等な関係性が生まれ、チームとしての創造性が高まります。

今回の題材は

*どんな方を対象に、どんなことがしたいと思っているのか
*どんな団体のイメージがあるのか、団体の中で自分がどんなことがしたいのか

というようなことをそれぞれ言葉にしてみました。

新藤さんは、今カウンセラーとして関わっているクライアントと向き合うこと、関わり方を深めること、大きな視点で包み込むような、そんなことができればと思っている、とのこと。
自分の役割を「お母さん的なもの」と表現するのはそういうところからなあと推測していました。
自分なりの平和活動をしていきたいというのも方向性の一つのようです。

山中さんは、私達は人間がつくった人工物じゃない、自然そのものなのだから、私達が人間社会で生きるために作り上げた目標を達成すること、または達成できないことのストレスで消耗するのは本末転倒ではないか。
今、生きている身体に意識を向けることで、私達はもっと本来の生き方を見つけることが出来るんじゃないか、という考えが根本にあって、これを1人ではなく誰かと共有したい。
自分が誰かと一緒にいることで増幅する力に興味がある、とのこと。
「繋がる」「価値を共有する」ということに意識が向いていることが感じられました。

私は、健康というものをサポートしたいと思っていて、ジャックさんの言う「足りてることを知る」という感覚、自分自身を知る「自己覚知」、というようなものが健康につながると思っていることを話しました。ボディワークがその手助けになると感じているし、それが一番やりたいことだと改めて思いました。森林との共生やホスピスも大事なキーワードになっています。
また、記事を書いたり、インタビューすることに興味が向いていて、そういう役割で団体の中で活動できればと思っていることも話しました。

自分の本当の考えを形にする、相手のそれをじっくり聞くという、普段なかなかできない貴重で豊かな経験をすることができました。

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こんなふうにそれぞれが思い思いの話をしながら

・それぞれの根底には、穏やかさをもってそれを提供していきたいという思いがある。
・団体としてはボディワーク、フォーカシングなど穏やかなテクニックを中心に一人一人の心身に向き合い、深く潜り込むのと同時に、ワークショップやツアーのような、ワクワクするようなことへの広がりを含んで活動する。
・まだうまく言葉になってはいない、メンバー間で暗に共有されているものをアンカーにして、自由に活動する。
・1人ではできないことを協力しあう。そして誰かがリーダーになって引っ張るのではなくそれぞれがそれぞれの働きを全うする。

というような、なんとなくの団体の方向性が見えてきたところで、具体的にできることや、やってみることを話し合いました。

やってみる?から始まり、みんな初めてのことばかりで手探りだけど、その手探り感を楽しみながら続けるいいライフワークになりそうです。

アトリエslowのホームページはこちら

ふと思ったこと

知識って、頭の中に作られた、整理された本棚みたいなものだなあと思いました。
きちんとラベリングして整理するのと同時に、自分の言葉であるか常に検査をする必要があるなあと思います。
それなら整理されていない、潜在的な部分で漂っている、形のない重力のようなものは、直感と呼ぶのかもなあと思いました。そう考えると直感が何もないところから生まれるのではないという考え方が腑に落ちます。
インプットしたものの全てが直感の材料になっている。
だけど、インプットしたものの全てでも直感には足りない気もしています。

簡単ダンボールコンポストによる生ゴミ処理実験 1

生ゴミに頭をかかえる季節になりました。
ものぐさな私はこの季節、生ゴミのおかげで何度も酷い光景を目の当たりにして、何度もパスツールが否定した自然発生説をさらに否定したくなったことがあることは置いておいて。

「コンポスト」「ダンボールコンポスト」というキーワードは数年前から何度となく検索しましたが、なんとなく難しく、またより酷い景色を見ることになってしまうのではないだろうか、という気持ちが何度も二の足を踏ませていました。

ですが、今回「S夫人に聞く、ダンボールコンポストレシピ」で見たダンボールコンポストが材料も少なく簡単そうで、何よりの決め手が「異次元に(生ゴミが)行っちゃう」という表現。
どんどん生ゴミを投げ入れてもじゃんじゃん処理してくれるという言葉に背中を押され、これを参考にコンポストを作ってみることにしました。

日本で一般的にコンポストと言われているものは、微生物の力を借りて、生ゴミを堆肥にする仕組みのことです。
酸素を必要とする好気性のコンポストと、酸素を使わずに発酵する嫌気性のものがあり、ダンボールコンポストは好気性のコンポストです。
上の記事を見ていただければ分かる通り非常に簡単な作りで、手間も1日一回混ぜるだけ。

どのくらいで発酵が始まるのか、そしてちゃんと異次元に生ゴミを連れて行ってくれるのか。

ゴーヤが堆肥を今か今かと待っています。
ゴーヤが堆肥を今か今かと待っています。

作り方
①ダンボール:50cm × 40cm × 30cm
②底に敷くためのダンボール:50cm × 40cmを一枚
③布テープ
④ピートモス:10L
⑤籾殻くん炭:10L
⑥園芸用スコップ
⑦金網(ダンボールの底くらいのサイズ)
⑧ブロック 2個:金属の網の下に置き通気性を高める
⑨バスタオル:ダンボールにかぶせて虫を防ぐ
自転車でピートモスと籾殻を買いに行ったので、本当はもっとピートモスが欲しかったのですが諦めました。

1、ダンボールの底に②をしき、布テープで隙間なく貼り付けます。

2、そこに④、⑤を入れて混ぜます。ブロックに金網を乗せて、その上にダンボールを乗せて完成!
雨の当たらないところにおいてください。

もらってきたダンボールがあまりにも大きかったため、作り変えてサイズダウンさせた関係で四隅にも布テープを貼っています。
もらってきたダンボールがあまりにも大きかったため、作り変えてサイズダウンさせた関係で四隅にも布テープを貼っています。

あとは生ゴミを入れてまぜるだけです。

どうやら私は2015/5/16からダンボールコンポストをスタートしたようですが、最初の3週間くらいは卵、野菜、魚、貝殻とあらゆるものを入れても特に変化らしい変化もなく、そのかわり匂いも特にありませんでした。

一ヶ月経って最近やっと土が温かくなってスコップで前からいる生ゴミをつつくとほろり、と崩れるようになりました!
小さな虫と少しだけ発生しているカビが気になるところですが、匂いは無く今の所なんとなくうまくいっているようです。
そして今のダンボールコンポストの写真をアップしたいけど生ゴミがあるのでやめておきます…
タイトルに「1」と書いている通り、経過観察してみようと思います。
7月にはどうなっているでしょうか?
また、できた堆肥を使うことができるのか?
一ヶ月後が楽しみです。

スプーンを作りました。

埼玉県北本市には、NPO北本雑木林の会が管理されている雑木林があります。
「身近に雑木林のある、緑豊かな潤いのある街に住みたい」とホームページに書かれている通り、地道な保全活動と共にログハウスを作ってみたり、雑木林で様々なイベントを行うことで「自然がある=人が集まる」を実現されている団体です。
北本に住んでいた頃、管理されている白川さんとはなとさんに伺って剪定した枝を数本いただき、スプーンを作ってみました。

このスプーンを作るまでに2本ほどスプーンを作っていて、二枚目の写真まで4時間くらいかかったと思います。
道具はハンドアクス、ノミ、ナイフ、サンドペーパー、オイルのみ。
素人仕事ですが、木目によって難しい形があることでいびつさが生まれ、それがまたかわいい。
ついついこのスプーンばかり使ってしまいます。
この気持ちは作ってみたらわかりますよ^^

毒のある木(キョウチクトウや馬酔木)さえ気を付けていればどんな木でもカトラリーになってくれます。

名称未設定
ハンドアクスで大まかに形を作っているところ。
大まかなに削った後はノミとナイフで。
大まかなに削った後はノミとナイフで。
最後はヤスリをかけてオリーブオイルを塗布して完成。
最後はヤスリをかけてオリーブオイルを塗布して完成。

使っていたら、犬にかじられてしまいました…
また作らないと!

セイタカアワダチソウで草木染めしました。

草木染め、という響きが好きです。
植物によって引き出される色以上に、
当たり前に周囲にいる植物の力を借りること、使わせてもらった植物と繋がりが生まれ、親密さを感じること、
そういうことに草木染めの価値を感じます。

大事だということを直接関わることで伝えること、今回で言うと染料として使う植物を、最初から最後まで丁寧に扱うことによって、双方向の繋がりが生まれて育っていくのではないかと思います。

初めての草木染めは、思った以上に簡単に綺麗に染まってくれました。
タンパク質を固定させるために豆乳と水い1:1につけるとより染まるとのことなので、次回試してみたいです。
今回は雑草として悪名高い「セイタカアワダチソウ」を使いました。
日の当たる場所ならどこにでもいる、帰化植物として嫌われている植物です。

そんな彼は実は薬草や染料として役に立ってくれるし、染料としてに出された液の香りがヨモギのようなとてもいい香りで、頼り甲斐のある力強い友人だということに、染料として関わることで知ることができました。

ミョウバンで染めたので色は明るい黄緑で、茎や葉を使ったのに花のような色になってくれました。

材料
麻のシャツ 1枚
セイタカアワダチソウ 500gくらい
ミョウバン(焼きミョウバンを使ってみました。)
道具
ザル

バケツ

その辺に生えているセイタカアワダチソウを切って洗って煮ます。
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20分くらいでこうなりました。
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液だけ漉して温めます。
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20分くらい弱火で煮ます。落し蓋などで浮かないように。
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ミョウバンを10gくらいとかしたお湯に、染料液から出して少し絞ったシャツを入れます。
気泡がたまらないようにpush。
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二回工程を繰り返して出来上がり!
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写真では伝わりづらいのですが、染料液にシャツを付けている色が一番近いと思います。