それでも僕は帰る ~シリア 若者たちが求め続けたふるさと

この映画を見て単純に思ったのは、戦争に加担するのは「無理」だということ、戦争というものは拒否するしか無いということです。ー「本物の戦争の映像」と向き合い、自分の戦争の関わりあい方に真剣に悩む。ドキュメンタリー映画『それでも僕は帰る ~シリア 若者たちが求め続けたふるさと~』greenz 岩村研二さんの記事より

まだこの映画を見ていませんが、この戦争への拒否感、「無理だ」という気持ちは、とても強く共感します。

じゃあこの戦争は無理だ、という気持ちはどのような行動によって具体化していくのでしょうか?

正直言えばわからないです。

だけど、そのためにやってみる、試してみることは沢山ありそうです。

あなたと戦争をしないためになにができるだろう、ということがこのホームページで探求したいことの一つだなあと気づかされる記事でした。

記事へのリンクです。
http://greenz.jp/2015/07/27/return-to-homs/

心地よく今を感じる

心地悪く感じるもの、ことに対して、心地悪く感じることをやめる。
やめるというよりも手放す。
重くて運びづらい荷物を知らない間に持っていることに気づいて、手放す。
顎と側頭と目の緊張をオフにする。
そうしたら目の前には心地よく展開する世界が現れる。

これはずっと続くのか?
楽天的すぎるのか?
とかそういうことはどうでもいいことで、今それを感じて楽しんでいることが大事なことだ、と感じている。

アトピーを持つパートナーのために。蜜蝋クリームを作ってみました。

一緒に住んでいるパートナーがアトピーです。一緒に暮らし始めて、必然的にうちの犬とも一緒に生活を始めたのですが、そのころからアトピーがひどくなってきていました。

本当にひどい時は全身が炎症して赤く腫れ上がり、綿の服も擦れて痛くて痒くて眠れないような状態に。
薬を塗って一時引いてもまたすぐにひどくなるし、肌の乾燥が強く、ワセリンを塗っていたのですが、寝ている間に乾いてしまい痒くなってしまうので、なにか他にできることはないかと調べる中でいろんなものを作って試してみました。
肌に合わないものもありましたが、その中でも肌や布用のハッカスプレー、ラベンダー入りの化粧水、そして今回ご紹介する保湿のための蜜蝋クリームは、ほぼ毎日使う頼もしい味方になりました。

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症状とのポジティブな関係性

蜜蝋クリームを始め、肌につけるものは薬以外手作りです。

なぜ手作りするの?というと、自然に近いものでケアできるのであればそちらを使ってみよう、というのが始まりだったと思います。
自然にあるものでケアできるなら素敵だ、という価値観が共有されていたからすぐに試し始めたんだと思います。

ですが自然のものだからと言って、いいことばかりあったわけではありません。
肌に合わずにすぐに使わなくなったものもありました。
また僕が潜在的に持っていた、薬に頼ってはダメだ、という偏見から薬のデメリットばかり伝えていた時期がありました。
しかし、薬をやめてから状態が悪化して、微熱が出て寝込み、「死んだほうがマシだ」とあまりの辛さに涙を流すパートナーを見て、自分が頭で作り上げた正しさに固執することはいい結果を生み出さないことを理解していきました。

そんなこともあり、薬、化粧水、蜜蝋クリームによる肌のケアや、掃除、食事、というようなことを気をつけて生活するスタイルに徐々に変化していきました。それはお互いにとって負担の少なく心地いい暮らしです。

薬も大事です。必要な時に使うことで目に見える効果を出してくれます。
(ちなみに薬とはステロイドの塗り薬のことです。)
しかし、炎症を薬で抑えることのみがアトピーに対処できる方法ではなくて、肌の状態を整えるための生活やケアを取り入れたり、肌が反応する元に対して掃除を徹底することで負担を減らしていくなど、自分たちでできることもたくさんあります。

自分たちでできることを実践することは、病と関わることで人生の質を変えていくような、病との「ポジティブな関係性」が生まれるのではないでしょうか。
辛さが消えるわけではないですが、病は人生の重みではなく、人生の転機としてとらえることができるのではないかと思います。

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作り方

*蜜蝋        10g
*ホホバオイル    60g
*ラベンダーの精油  10滴くらい
*ガラス瓶(ジャムの瓶を煮沸消毒して使っています。)
*サジや割り箸

1、計りで蜜蝋、ホホバオイルをはかり、瓶に入れます。
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2、蜜蝋とオイルを入れた瓶を湯煎にかけ、完全に溶けるまで放置します。
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3、溶けたら瓶を湯煎から取り出し、自然冷却させながらサジで混ぜます。そんなに頑張って混ぜなくていいです。なにかしながらのんびり混ぜましょう。
急いでいるときは、いいのかわかりませんが、瓶をボールに入れた水につけてかき混ぜます。
混ざるので大丈夫だと思います。
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4、冷めてくると少し色が濁ってくるので、そのタイミングで精油を入れます。
精油を入れたらさらにかき混ぜ、もういいかな?という気持ちになったらかき混ぜるのをやめます。
その辺はあまり厳密でなくてもあまり変わりはない感じがします。

5、熱が冷えてクリーム状になったら完成です!

蜜蝋クリームは保湿材として、化粧水の後に使っています。乳液は使っていません。
お風呂上がりと朝起きてからの二回、毎日使っています。
薬を使うときは化粧水→薬→蜜蝋クリームの順番で使います。

未精製のものを使っているので、肌にとって良い成分がいろいろ入っているらしく、肌がもちもちしてきた感じがします。(使い始めて2ヶ月くらい経ちました。)
肌への刺激も少ないようですが、蜜蝋が多すぎると少しだけ刺激を感じたことが一度だけあります。

炎症に対してラベンダーが効果があるかな?と思い、精油を入れてみると肌への浸透する感じが変化しました。
炎症が治まりやすくなったかはわかりませんが、最近はひどかった下肢の腫れが引いてきています。

そしてとにかく大事だと痛感するのは「掃除」です。
僕のパートナーの場合は、ダニアレルギーの数値が振り切れるほど高いので、日々のこまめな掃除、特にかゆみや炎症の起こりやすい場所の掃除は必要です。
うちの場合は特に、寝室や寝具の掃除が功を奏しているようです。
「1畳につき1分」のスピードでゆっくり掃除機をかけることで、ダニを吸い出すことができるという記事を見かけて実践しています。
かなりの効果を感じます。
肌のケアと同時にアトピーを起こす原因に対処することはとても大事だと思います。

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あまり良くならずに、絶望的な気持ちになることもありました。
だけどいろんなことをやってみる中で、少しずつ希望が見え始めています。

やろうと思ったことを軽い気持ちで試してみること、それはただの悪あがきに見えて実は人生を変化させていくエッセンスなんじゃないかなあと思います。

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参考にさせていただいたリンク

http://atopyandsobo.org/?p=1055

ダニ対策をするモチベーションになりました。とても具体的にわかりやすく対策が書いてあります。

他にも参考にさせていただいたリンクがあるはずだけど忘れてしまったので、見つけ次第更新します^^

green drinks tokyoに参加して etc

先日green drinks tokyo にボランティアとして参加して、手伝ったりウロウロしたりした。
「参加するんだったら繋がりを作ってやろう」というちょっとがっつくような気持ちで参加したけど、自分が自分のことを話すことに慣れていないしたいして話すことがないことに気づく。新しいことをやってみると変な力が入ってしまうけれど、今回も変な力が入っていて後から振り返るとなんか気恥ずかしい。
ボランティアの人たちがなんか話しかけてくれたり、スタッフの方と喋ったりしたけど、もっと相手が何をやっているかを聞くことに集中したほうが自分にとっては心地いいし、プラスになるなあと思った。
イベント自体はパワーに溢れていた。greenzという軸に集まった人たちはみんななにかを生み出そうとしている。
そういう場に参加することはあまりなかったから若干気後れしつつ、直感でこれは継続的に参加しようと思った。

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自分が提供したいものは「静けさ」だということを改めて認識して、それを中心にどんな形の物が今提供できるのかということに意識が向いている。3〜4年前に自分が「静けさは創造性の源」みたいなことをどこかでちらっと言ってたのを今でも覚えている。
目的が静けさを感じるっていうことだけでもいいし、何か目的があってそのためのツールとして静けさを感じる、静かなところにある情報にアクセスするようなカウンセリングがやりたい。
「静けさ」の次には動きがある。ライターを擦ったら火がつくような、「着火」をサポートすることも自分がやりたいことだと思った。

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朝顔がなんかの虫にやられて花がことごとく食べられている。
せめて葉っぱにしてほしいよ…やっと咲いた花もへろへろ。(上の写真)
悲しい…

だけど代わり?に大きな黒いアゲハ蝶がうちの近くを飛んでいる。
ふわふわ、とかシュッ、とかいろんな飛び方をしていて飽きない。

善了寺のお堂をストローベイルで作るお手伝いをしました。

戸塚駅から徒歩5分。お寺のお墓がある裏手から入ると、急に豊かな緑に囲まれた心地よい空間に包まれました。
丁寧に手入れされている畑、紫陽花や大きな楠などの緑に囲まれたお墓。
福岡出身の僕にはとても馴染み深い楠(福岡や熊本には楠が関東より断然多い、気がする)が、初夏の日差しを和らげてくれています。
前々から熱い視線を送っていた「ストローベイルハウス」を戸塚の浄土真宗善了寺のお堂で作るワークショップがある、という情報を偶然見つけて初めて訪れた浄土真宗善了寺は、人と植物が美しく豊かに共生していて、「清らかさ」と「新しいことが生まれているワクワクする感じ」のあるとても魅力的な場所でした。

ストローベイルハウス
ストローベイルハウスとは、ストロー=おもに麦の藁を機械でベイル=圧縮してできたブロックを壁面として積み上げて作る家のことです。海外の雨や地震の少ない地域で生まれたストローベイルハウスですが、日本の高温多湿、地震が多い土地でもきちんと計算すれば建築することができるということで、日本でも注目されています。
自然の素材を使うことで、自然と循環するストローベイルと土壁の組み合わせは、見た目にもなんだか「優しい」感じがして、とても好きです。ストローベイルハウスで暮らしたい。

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お墓を通り過ぎて左手に坂を下りていくと目の前にこんな素敵な建物が。

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聞思堂です。左側のベージュの部分にストローベイルハウスが使われています。目の当たりにするだけで、五感で心地よさ、親しみやすさを感じるような佇まいです。

こちらは内観です。天井が高く、室内の通りを良くするために付けられた天窓から優しい光が室内を包み込んでいます。

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木は栗駒、低温乾燥し木作酢につけられた杉、そして土壁。 天窓から優しい光が注ぎ込みます。30度近い暑い日でしたが、聞思堂の中はとても心地よい空間でした。

聞思堂と呼ばれるこの建物は、今回のお堂も設計されている大岩剛一さんの設計で、分厚い土壁の部分はストローベイルを使って建築されています。ストローベイルに興味があると話しかけると、とっても熱く楽しそうに「建物も大量生産の時代でしょう?私は大量生産しない、効率的じゃないけど心意気のある建築がしたいと思っているんだ」ということを話してくれました。
ワークショップ終了後にいただいた、聞思堂を建てたときのワークショップや、使用している素材のことを収めたDVDを見ると、関わっている全ての方々の仕事の丁寧さ、手間のかかり方に、頭が上がりません。日本は素晴らしい。

大岩剛一さん(右)…藁や土壁など、自然の材料を使った建築を全国で手がけています。自然に存在するものとの繋がりを大事にし、大量生産ではなく、ローカルで、環境との循環を大事にする「スローデザイン研究会」を主宰されています。 吉本宏明さん(左)…ストローベイルを生産、販売、設計施工まで、なんでもこなす「有機建築左吉」代表。ストローベイルについて伺ったら楽しそうにいろいろ教えてくれました。

今回のワークショップでお会いした方々は、とても重厚かつ気さくで、ついつい気軽に話しかけてしまう成田智信ご住職を始め、設計された大岩剛一さん、ストローベイルを生産、販売、設計施工まで、なんでもこなす有機建築左吉の吉本さん、左官職人で笑顔が素敵な古谷さんなど、みんな自分の仕事と真剣に向かい合い、とても楽しんでいる「かっこいい大人」ばかりでした。

どうやったらこんなにかっこよくなれるんだろう、と「かっこいい大人」を目の当たりにするといつも自分に問いかけます。

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一週間ほどの「ストローベイルお堂作り」のワークショップでしたが、私が参加した初日は30名を超える方々が参加していました。
作業の前に聞思堂のなかで、お寺やお経のが繋いできた数百年、藁や土など自然の素材達が繋いできた数千年、数億年、というこれまで繋がり、そしてこれからの繋がりに想いを馳せましょう、というご住職のお話の後お経をみんなで唱え、リーダーの紹介、諸注意の後で作業に移ります。

作業は土作り、土塗り、ストローベイル積み、積んだものを縛るなど多岐にわたり、将来自分で家を作ってみたいと思っている私にはどれも最高に楽しい経験でした。

ベイルを積む前に、1センチほど土を塗ります。
ベイルを積む前に、1センチほど土を塗ります。
これがストローベイル。 富山からやってきました。サイズは結構あるけどとても軽く一人で持ち運べる。
これがストローベイル。
富山からやってきました。サイズは結構あるけどとても軽く一人で持ち運べる。
最終的に4段まで積みました。動かないようにしっかり固定されたベイルはすっかり壁の顔をしています。
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土壁は手で。外壁は上から木を貼り付けて外壁になり、土の部分は見えないけれど、コテで綺麗に仕上げていました。

 

みんなええ顔。
左が左官職人の古谷さん。こうやって和気あいあいと作業ができることが楽しいし、みじかなものを使ってお堂を作ることをとても快く思っている、とのこと。みんなええ顔。
お昼は初日はお外でカレー、二日目は聞思堂でちらし寿司でした。素敵な光景。
お昼は初日はお外でカレー、二日目は聞思堂でちらし寿司でした。素敵な光景。

ご住職自ら土作りのために土を踏んでいるときに「土作りの無心さとお経を唱えているときは似ていますか?」
と聞いてみたら
「土作りの時は仏様が上から見てる。お経の時は仏様が降りていらっしゃている。」と楽しそうに土を踏みながら答えていただいたことがとても記憶に残っています。
今思い出してもなんだかとても素敵な言葉です。

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昔から植物や自然が好きで、自然と人がもっとうまく一緒に暮らしていけたらいいなあと思っていました。
2011年に起こった震災以降、よりその気持ちが強くなり、「そうなりたいなあ」ではなく「その未来を作ろう、作るにはどうしたらいいんだろう」という風に考え方がシフトしたように思います。
今回の「ストローベイルお堂作り」という経験は、自分で家を作るという目的を現実に近づけてくれました。
人生はどうなるかわからないけど、やってみようと思ったことをやってみることが、より自分の人生を自分の責任で開いていくことにつながり、作りたい未来に繋がっていくのではないかなあ、と思います。

本当に素敵な体験でした。これからも少しずつ、この素敵なお寺と関わっていこうとおもいます。