黒文字を山へ採りに行きました。

金曜日は黒文字という植物を採り、
精油にするお手伝いに行ってきました。

黒文字は、皮を傷つけるとすごくいい香りがする植物で、
昔から香料や爪楊枝として使われてきました。
伊豆には高木の下の少し日が柔らかい場所を選んで
群生しています。

そんな黒文字を使って産業を興そうとしている
マザーアースの早苗さん。
http://earth88.thebase.in

1mlの精油を作るために必要な黒文字の枝葉は
150kg。

その量を採るために根元からばっさりいってしまうんじゃなくて、
切った後からまた成長して、また採らせてもらえるように
剪定するように収穫していきます。

雨の後の山は本当に気持ちよかった…

収穫した後は着替えて、izuピースヴィレッジへ。
蒸留しながらピザをたらふく食べて
破裂しそう。笑

4キロ程度の黒文字を蒸留したけど、
ほとんど蒸留水で、精油はちょっっっとしか取れなかった。

精油って本当にありがたいものだわ。

とても穏やかな日でした。
こんな風な毎日を送るために、何ができるだろうね!

森づくりフォーラム

6/11−12は森づくりフォーラムに参加してきました。
http://www.moridukuri.jp/forumnews/20160423_01.html

最近はもっぱら林業の経営や方法、植生のことに頭がいっぱいでそれ以外のことはあまり頭にありませんでした。
それをいい意味で崩してくれる、僕にとってとてもタイミングのいい二日間でした。

愛読書の一つである「自分の仕事をつくる」の著者の西村佳哲さんの話の中で、「意味が感じられる仕事が不足している」という言葉が刺さりました。
なぜ自分を含めて、多くの人は、仕事に対して意味を手放さざるを得ない、という諦めに近い気持ちを抱くことが多いのだろうか
人生の主導権が自分にないように感じてしまうのか。

それを模索するために人は森を目指すのではないか
という問いは、まさしく自分に当てはまるなあと、うなずくばかりでした。
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二日目はデザインという視点から
森に関わっている方々の話を聞きました。

街の木を活かすものづくりの会の湧口さん、
ゴバイミドリの宮田さんのお二人は、
都内を中心に、緑がある風景を、より心地よく
関わることで育てていこうとしている、素敵な方々でした。

植物の管理は今、面倒で手間とお金がかかる、
いわゆる「負債」として受け止められている状況があって、
それをいかに「資産」として捉え直していくことができるか。

邪魔だとされる木はどんどん切られ、
雑草を一本も生やさないようにコンクリートに
固められていく風景をどう変えていくのか。

そのような問いに
正面から挑んでいる方々がいること自体が、
希望でしかないな、と思いました。

都市部のささやかな緑を愛でることは、
雄大な自然の中にいることと同じではないけど、
明らかに繋がっていて、とても豊かなことだと思います。

現代美術家の木村さんの作品はとにかくグッときました。
木村崇人さんが何考えながら、
何を見ながら山にいるんだろうって思うとワクワクします。
ぜひ伊豆に来て一緒に山を歩いてみたい。

いろんな形で森に関わる方々と、直接話をしたりすることは、
明らかに僕の植物に関する認識を広げてくれました。
素晴らしい二日間でした。